今回は韓国人DJ兼プロデューサーのナイトテンポさんがなぜ日本語が上手いのか日本の昭和歌謡に惹かれる理由などを調べてみました。
ナイトテンポさんはテレビなどで流暢な日本語を話し、Twitterのツイートも全て日本語で書いていてなぜ、そんなに日本語が上手なのかと思いますよね。
韓国人であるナイトテンポさんが、昭和歌謡に惹かれる理由も気になります。
それでは、ナイトテンポさんが日本語が上手いのはなぜなのか、日本の昭和歌謡に惹かれる理由を紹介していきましょう。
ナイトテンポの基本情報
本名 | チョン・ギョンホ |
ハングル表記 | 정경호 |
誕生日 | 1986年2月14日 |
年齢 | 37歳(2023年現在) |
職業 | DJ・プロヂューサー |
所属事務所 | ユニバーサルミュージックジャパン |
活動時期 | 2015年~ |
ナイトテンポさんは韓国・ソウル出身のDJ兼プロデューサー。
前職はアプリ制作会社にプログラマーとして、32歳頃まで勤めていました。
Night Tempoの名前の由来は真夜中に作業したり、夜に合う音楽を作りたいと思って名付けたそうです。
会社員を辞めて現在の職業に転職した理由は、年齢を重ねる前に好きな音楽を本格的に挑戦してみたかったから。
ナイトテンポさんは昭和歌謡を新しいモノとして聴いて欲しいと思い、作品をインターネットに投稿し注目を浴びました。
父親の影響で幼少期から日本の歌謡曲に慣れ親しんでいたが、20歳を過ぎてから80年代のJ‐POPにハマりCDやカセットテープを来日して購入し始めます。
個人的にセーラームーンが好きで、アルバムジャケット写真やインタビューでキャラクターのTシャツを着てくるほどのオタク。
変身する女性のマンガが好きと語っています。
ナイトテンポさんは活動初期にSailor Teamというスタッフチームを結成し、アジアを中心に活動。
フューチャーファンクというシティポップを基に、ダフトパンク風に再編成したハウスミュージックを確立します。
2018年5月には『Moonrise』というアルバムをリリース。
2019年には、フジロックフェスティバルへの参加や全国DJツアーを成功させます。
2021年に公式にリエディットの依頼を受け『昭和グルーヴ』シリーズをリリースし、日本の80年代の歌謡曲が再注目されるキッカケを作りました。
2021年にオリジナルアルバム『集中』をリリースし、メジャーデビュー。
特に竹内まりやの『Plastic Love』をリエディットした際に海外でバズり、アメリカで絶大な人気を得ています。
ナイトテンポが日本語の上手い理由
ナイトテンポさんが日本語が上手い理由は、仕事で3ヶ月くらい住んでいたことがあるからです。
周りに日本語を話す人が多かったのが、上達に繋がったようです。
韓国語と日本語は発音が同じ言葉も多く、馴染みやすかったんでしょうね。
ナイトテンポさんは日本に行き来出来るようになってから、CDやカセットテープを直接買い付けるため地方の田舎に行くこともあります。
言葉の意味が理解できないと文化の勉強もできないことやお店の人とコミュニケーションが取れないのは困ると思い、日本語の勉強を始めました。
ナイトテンポさんは最初は、英語とつたない日本語で話していたそうですが、おじいちゃんがやっている店舗だと気持ちが伝わらないこともあったといいます。
勉強法は過去の日本のドラマや映画のポスターなどを参考に、よく使う言葉を勉強して文章やダジャレを作っていました。
Twitterのつぶやきも日本語で書いており、欧米のファンからはナイトテンポさんを日本人だと思っている人も多く、韓国でDJをしている時も日本語で話しかけられるそうです。
ファンの幻想を壊したくなくて、日本語で応えていると語っています。
話すだけならある程度出来る人はいますが、読み書きまで完璧にこなせるのはスゴイですね!
日本の昭和歌謡に惹かれる理由
ナイトテンポさんが昭和歌謡に惹かれる理由は、エモさだと言います。
小説のような表現とコードが合わさり、歌い手や作詞作曲者のクセが出ていて、聴き手に意味を伝えていると感じるそうです。
ナイトテンポさんが生まれた1986年頃は韓国でも日本のファッションや家電、アニメの吹き替えなどが放送されていました。
ナイトテンポさんの幼少期の生活の一部に溶け込んでいたんですよ。
韓国では80年代に日本で流行っていたモノが、90年代前半に流行していたりするので懐かしいという思いがあります。
ナイトテンポさんが80年代カルチャーに惹かれる理由としてツイートしていたのが「シティ・ポップは豊かな時代の幸せをそのまま伝えて来る。」
「世界的に余裕がない今は、技術があってもその時の感情を再現する事は不可能に近い」と持論を語りました。
その時代に戻れるわけではない分、自分で発掘して文化を残さなければならないという使命感もあるのでしょうね。
まとめ
ナイトテンポさんが日本語が上手いのはなぜ、昭和歌謡に惹かれる理由などを紹介してきました。
まとめると以下のようになります。
ナイトテンポさんの基本情報
本名 | チョン・ギョンホ |
ハングル表記 | 정경호 |
誕生日 | 1986年2月14日 |
年齢 | 37歳(2023年現在) |
職業 | DJ・プロヂューサー |
所属事務所 | ユニバーサルミュージックジャパン |
活動時期 | 2015年~ |
- ナイトテンポさんは韓国・ソウル出身のDJ兼プロデューサー
- 前職はアプリ制作会社のプログラマーで、32歳頃まで会社員をしていた
- Night Tempoの名前の由来は真夜中に作業したり、夜に合う音楽を作りたいと思って名付けた
- 父親の影響で幼少期から日本の歌謡曲に慣れ親しんでいたが、20歳を過ぎてから80年代のJ‐POPにハマりCDやカセットテープを来日して購入し始める
- ナイトテンポさんは活動初期にSailor Teamというスタッフチームを結成し、アジアを中心に活動
- 2018年5月には『Moonrise』というアルバムをリリース
- 2019年には、フジロックフェスティバルへの参加や全国DJツアーを成功
- 2021年に公式にリエディットの依頼を受け『昭和グルーヴ』シリーズをリリースし、日本の80年代の歌謡曲が再注目されるキッカケを作った
- 2021年にオリジナルアルバム『集中』をリリースし、メジャーデビュー
- 竹内まりやの『Plastic Love』をリエディットした際に海外でバズり、アメリカで絶大な人気を得ている
ナイトテンポさんが日本語が上手い理由
- 仕事で3ヶ月くらい住んでいたことがある
- 言葉の意味が理解できないと文化の勉強もできないことやお店の人とコミュニケーションが取れないのは困ると思い、日本語の勉強を始めた
- 過去の日本のドラマや映画のポスターなどを参考に、よく使う言葉を勉強して文章やダジャレを作って勉強した
ナイトテンポさんが昭和歌謡に惹かれる理由
- 小説のような表現とコードが合わさり、歌い手や作詞作曲者のクセが出ていて、聴き手に意味を伝えていると感じるエモさ
- 韓国では80年代に日本で流行っていたモノが、90年代前半に流行していたりするので懐かしいという思い
ナイトテンポさんは日本の文化を理解するために、かなり努力して日本語を学んでおり、ほぼ独学に近いのがスゴイと思いました。
日本の昭和歌謡だけでなく、その当時に流行したものを残していくキュレーターの役割を果たしていきたいと語っており頭が下がります。
ナイトテンポさんのアレンジした楽曲は、昔の曲なのに古臭さを感じないのも魅力ですね。
これからの活躍にも期待していきましょう。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。