iz*oneは2018年から2021年にかけて活動した人気が高かったアイドルグループですよね。
そんなiz*one、オーディションから誕生したのですが、実は不正な投票操作があったようです。
となると、活躍していたメンバーは本当の順位のメンバーではなかったということなのでしょうか。
そこでiz*oneのオーディションで投票操作があったって噂は本当なのか、本当の順位・本当の脱落者は誰か、調べてみました。
iz*oneのオーディションで投票操作があったって本当?
まず、iz*oneのオーディションで投票操作があったって本当なのでしょうか?
これは本当です。
2019年11月にプロデューサーによる票操作疑惑が報じられ、プロデューサーもそれを認め、逮捕される事態になりました。
ではどういった経緯でそうなったのか、みていきましょう。
元々、iz*oneが誕生したのは2018年に開催されたオーディション番組「PRODUCE48」です。
韓国の事務所PLEDISエンターテインメントの設立者であるハン・ソンスと秋元康氏の合同企画で、アイドルを目指す練習生96名による日韓合同オーディションでした。
これにより選抜メンバー12名が決定し、2018年10月29日にiz*oneとしてデビューしたのです。
メンバーの選抜方法は視聴者による投票でした。
パフォーマンスをステージで披露することで視聴者が投票し、その投票数に応じてメンバーが決定したのです。
そのため、視聴者からすると毎度見ていると、ポイント数の多いメンバーというのはパフォーマンスでも目立っていたので、比較的選抜メンバーを予想できました。
しかし、最終回になってみると、視聴者の予想した順位と発表された順位が異なったのです。
まあ、オーディションは最後まで何があるかわかりません。
それに投票する人の中には「あのメンバーは確実に入るだろうから違うメンバーに投票しよう」という人だっているはずです。
そのため、票が意外なメンバーに流れた可能性だってあったのです。
ちなみに実際に公表された順位と視聴者予想の順位はこのような感じでした。
「実際に発表された順位」
1位 チャン・ウォニョン(338,366票)
2位 宮脇咲良(316,105票)
3位 チョ・ユリ(294,734票)
4位 チェ・イェナ(285,385票)
5位 アン・ユジン(280,487票)
6位 矢吹奈子(261,788票)
7位 クォン・ウンビ(250,212票)
8位 カン・ヘウォン(248,432票)
9位 本田仁美(240,418票)
10位 キム・チェウォン(238,192票)
11位 キム・ミンジュ(227,601票)
12位 イ・チェヨン(221,273票)
「視聴者が予想した順位」
1位 宮脇咲良
2位 イ・カウン
3位 宮崎美穂
4位 チャン・ウォニョン
5位 イ・チェヨン
6位 カン・ヘウォン
7位 矢吹奈子
8位 本田仁美
9位 竹内美宥
10位 クォン・ウンビ
11位 下尾みう
12位 ハン・チョウォン
このように実際の発表と予想で的中していたのは、宮脇咲良、チャン・ウォニョン、 イ・チェヨン、カン・ヘウォン、矢吹奈子、本田仁美、クォン・ウンビの7名だけでした。
つまり、予想と大きく異なる結果だったのです。
そのため、メンバー発表後はかなりの反響でした!
ただ、それでもiz*oneは韓国でも日本でも人気でしたよね。
そんな人気の最中、活動1年後に不正が明らかになったのです。
視聴者はショックでしたが、中には「やっぱり」と考えた人も多かったようです。
それだけ不自然なランクアップがあったからです。
最終回まで合格圏外だったのに、いきなりメンバー入りになるなんて、どう考えてもおかしいですよね。
そのため、最初から不正を疑っていた視聴者がいたのです。
そこで気になるのが、本当は誰がメンバー入りをする予定だったのかということですよね。
では、詳しく見ていきましょう。
iz*oneの本当の順位は?本当の脱落者はだれ?
それではiz*oneの本当の順位はどうで、本当の脱落者はだれなのか、見ていきましょう。
本当の順位に関しては公表はされていません。
公表すると、現在のiz*oneのメンバーにとって精神的なダメージになりますし、誹謗中傷が集まるかもしれませんよね。
そのためか本当の最終順位は明らかにはなっていません。
そもそも何で不正が生じたのかというと、所属事務所の接待です。
8D CRIATIVEとWoolomエンターテイメントの2社がプロデューサーに対して接待をしたことで、練習生の順位が変わったのです。
まあ、事務所側からすれば自分のところの練習生がメンバー入りして人気が出れば、事務所自体の知名度も評判も上がりますからね。
ということで、順位が変わったメンバー本人には何も責任はないのです。
だからこそ、個人に対して中傷コメントが集まらないように公表していないのではないでしょうか。
ただ、可哀想なのは上位メンバーでデビューするはずだったのに、脱落させられたメンバーです。
本人たちはデビューを夢見てオーディションを頑張ってきたのに、最後に不正でメンバー入りしなかったなんて酷すぎます。
そんな故意に脱落させられたメンバー2名については明らかになっています。
それはイ・カウンとハン・チョウォンです。
イ・カウンはAFTER SCHOOLの追加メンバーとしてデビューしましたが、グループはすぐに活動休止になってしまい、思うように活動できませんでした。
そのため、事務所社長に直談判をしてまで参加し、再デビューを夢見たのが「PRODUCE48」でした。
一度デビューしたこともあるからこそ、歌唱力・ダンス力は抜群。
オーディション中の順位も5位→1位→1位→1位→8位→5位→5位→5位と合格圏内でした。
視聴者の多くもイ・カウンは今度こそアイドルとして活躍できると確信していました。
しかし最終順位はなんと14位になり、メンバー入りから外れてしまったのです。
これには視聴者はショックを受けました。
おそらく本人もかなり精神的にダメージを負ったのではないでしょうか。
しかも本当の最終順位は5位だったそうです。
このようなことが明らかになると、残念でしょうがありませんよね。
しかし、今はHighエンターテイメント所属事務所に入り、女優・ソロ歌手として活動しています。
このようなことがあったからこそ、今後はより活躍できる場をきちんと作って欲しいですね。
そして2人目のハン・チョウォンはCUBE練習生で、「ギャップの女王」の愛称で親しまれていました。
当時15歳と若いながらも、ボーカルスクールに通っていたことから高いボーカル力がありました。
さらにグループバトルの際にはメンバーを励ます様子も好印象で、そんなギャップを見せるたびにぐんぐんと順位は上がっていきました。
そんなオーディション中の順位経過は64位→79位→88位→47位→9位→13位→13位→13位でした。
つまり最後まで合格するかどうかという際どいラインだったのです。
しかし、明らかになった最終順位ではなんと6位だったそうです!
本人の魅力が視聴者に伝わっていたんですね。
しかし、公表順位では13位とされ、惜しくもデビューにはなりませんでした。
そんなハン・チョウォンは現在は「LIGHTSUM」という6人組アイドルグループとしてデビューしています。
無事にデビューできてよかったです。
では本当の脱落者は誰だったのでしょう。
2名が操作されたということは、iz*oneのメンバーのうち2人は本当は脱落者だったということですよね。
それは前述したように公にはなっていませんが、疑われているメンバーは数人います。
そのうちの1人は公表順位3位のチョ・ユリです。
チョ・ユリは慰安婦支援企業のバッヂを身に着けたことで、韓国国内から「日本人練習生もいるのに配慮がない」とランクダウンをしたことがありました。
そんなユリのランキング経過は10位→19位→18位→19位→10位→16位→16位→18位→3位です。
最終的に突然上位に食い込んだのです。
それになんらかの影響があったのではと考えられています。
2人目はチェ・イェナです。
イェナは歌唱力もダンス力も安定したメンバーですが、当初は合格圏内でしたが、後半は違いました。
そんなイェナのランキング経過は7位→6位→7位→9位→16位→18位→19位→16位→4位というランキングでした。
最終のランクアップを不自然に感じた人はいます。
3人目はキム・ミンジュです。
努力家のメンバーですが、合格圏内にいたことはありませんでした。
ランキング経過は13位→17位→19位→15位→6位→22位→20位→15位→11位と、最終的に滑り込みとなったのです。
まあ、もしかしたら努力の結果かもしれません。
このように疑われるメンバーはいるものの、本当のところはわかりません。
でも選ばれるメンバー、さらに頑張っても惜しくも落選するメンバーのために、2度とこのようなことは起きてほしくないですね。
まとめ
iz*oneのオーディションで投票操作があったって噂は本当なのか、本当の順位・本当の脱落者は誰なのか、まとめました。
・投票操作があったのは本当。
・本当の合格者はイ・カウンとハン・チョウォンだった。
・本当の脱落者については不明だが、疑われていたメンバーはいた。
視聴者投票で選ばれたアイドルだったのに、その投票に不正があったなんて、視聴者はもちろん、きっとメンバーも辛かったでしょうね。
でも現在はグループは解散となり、各々の道に進んでいるので、それぞれ頑張って欲しいです。
そして今後はこのようなことが起きないようにきちんと対策をして欲しいですね。